リュウガ兄様語り

夕方に北斗考察サイトを読んでましたらば、リュウガ兄様のことについて深く考え込んでしまいました
ああうん、兄様について悶々と考えてえるのはいつもの事なんですけど。

結論から言いますと、リュウガ兄様は政治家向きの性格だなと。
で、最後のほうのユリアもそうだなと。

で。

うん、この2人やっぱ兄弟だわ！！と。

というのもですね、あの｢巨木と人命？どちらか1つなら巨木を取るよ｣ってものの考え方！！
こういう犠牲を払っても次に進もうとする姿勢が、ものすごく管理職とか政治家に向いてるなーって思ったんですYO！！
いやあれね、実際聞いたら｢ちょっと非人道的なんじゃない？｣って思う人もいるかもしれませんがね、言うのはものすっごい勇気いるよ、っていう
そんで行動に移すのは更に勇気いるよ、っていう！！

しかもその考え方はラオウやトキやケンシロウには出来ない考え方なんですよ
北斗キャラは皆どっちかってーと自分犠牲タイプ、または強引パワータイプでしょ？

｢50人の老人と50人の子供の命、どっちを取る？｣

って聞かれたら

｢どちらも選べない、だから自分が犠牲になる｣

または

｢どっちも俺のだ！力でどうにかしてやるわ！｣

っていう答えを出しますよね。

でもリュウガ兄様は違うの。

｢老人は先が短い。未来を考えて、50人の子供を取る｣

って躊躇いなく言えるんですよ！
周りからどんな非難を浴びてもね、彼はそういうものの見方が出来るの
これは誰にだって出来ることじゃないでしょう

冷血漢！人でなし！！人の命を何だと思ってるんだ！！
って言われる覚悟が無いとダメなんですよ
測れないはずの人命の重さを秤にかけるっていうのは、簡単ではないのYO
そういう多大な責任を負う決断ができるっていうとこがね、すごく政治家向きだなと。

でね、ユリアのジュウザに対する「お前の命が欲しい」って言う台詞も一緒で。

｢自分は今は死ねないから、貴方が命をかけてどうにかしてね｣ってストレートに言ってる。
すっごいリーダーらしい発言ですよね、これ
自分がいつまで必要な人間かわかってないと、こんなこと言えないよ？
絶対に｢やっぱり嘘。酷いこと言ってごめんなさい｣とは言わなかったし。
なかなか出来ることじゃないです、さすがカリスマ慈母星、南斗の将

考えてみると、ケンシロウも確かに強いですがリーダーには向かない性格ですよね
世を平定したりする事は出来ないんです。優しすぎて。
だから最初にラオウの方がリーダー向きだと考えたリュウガ兄様は間違いではないんです

結局リュウガ兄様はラオウの覇権は永久には続かない事を理解し、人々が求める巨木を選びましたが、時代の境目で必要なものを見極めて、誰も出来ない決断を下すことが天狼の使命だとすると、彼のしたことは無駄でも意味不明でもなく、むしろ後世に影響する自分の役割を考えて十分にその務めを果たしたと言えます。

きっと、平成の世ならリュウガ兄様は結構偉い人になれてたと思うんだよー
この下マツゲ王子様、絶対

｢例の件、実行に移せ。責任は俺が取る｣

って感じのことさらっと嫌味なく言えそうだもん！！
企業の幹部とか、若手政治家とかに向いてそうな台詞！！
ちょ、超カッコイイよ…！！
惚れるわ！！そんなん惚れるわ！！
惚れるしかないわ！！！
リュウガ兄様のイイトコは顔とマツゲだけじゃないんだぜ！！
（リュウガを何だと…）

まぁ要するにそういうことをね、考えながらトマト煮込んでたわけですよ今日の月見里は
ああ、トマトのスープ作ってたんでね。
おいしかったです
そしてリュウガ兄様のカッコイイスーツ姿を妄想してニヤける自分がとても気持ち悪かったです、はい